住宅購入の基礎知識

現在位置
HOME注文住宅住宅購入の基礎知識アキュラ通信Vol.26 ベッドの話

アキュラ通信

Vol.26 ベッドの話

長い人生の約3分の1を占める睡眠時間。安眠の確保は、健康的な人生を送るための基本のひとつです。安眠を得るための条件はいくつかありますが、今回はその舞台、ベッドについて。

ベッドの歴史

まず、ベッドの歴史を駆け足で振り返って見ましょう。
最も古いベッドは、紀元前3200年頃のエジプトの王宮に見られます。このベッドは現代で主流のベッドとは正反対で、枕が落ちるのを防ぐヘッドボードはなく、上掛けが落ちるのを防ぐフットボードしかない形をしていました。当時、今のような枕はまだ使われていなかったので、ヘッドボードは必要なかったのです。マットレスもまだ無く、衣類などをたたんだ上に寝ていたようです。4本の支柱は、動物の足の形を模したものが好んで使われていました。

ギリシア時代には「ソファーベッド」が主流になり、昼間は実際にソファーとしても使われ、食事や執務もその上で行われていました。ローマ時代もデザインはギリシアとほぼ同じものでしたが、カウチタイプや3人用ベッドなど、様々な種類のベッドが流行しました。当時の人々は服を着たまま眠り、起きると直ぐにベッドの上で仕事を始めることも珍しくなかったそうです。通勤ラッシュとは無縁なものの、現代人以上に忙しい暮らしをしていたのかもしれませんね。

11世紀末、第一次十字軍遠征に参加した兵士たちがカーテンを持ち帰り、ベッドの回りに取り付けるようになりました。四隅に柱を立てて梁でつなぎ、天井と側面をカーテンですっぽりと囲った天蓋付きベッドのはしりです。当時の貴族のベッドは専用の寝室ではなく、大広間の隅に置かれていました。天蓋はプライバシーを守るためだけでなく、寒さや埃を防ぐという実用的な意味合いも持っていたのです。周囲の雑音を適度に遮り、安心感をあたえてくれる天蓋付きベッドは、現在でも安眠グッズとして非常に有効だといわれています。

その後、ベッドに大きな変化はありませんでしたが、18世紀になるとマットレスが進化しました。それまではただの袋の中にワラや綿などを入れていたのですが、鳥の羽毛や獣の毛を詰めた現在の形に近いものに変化しました。19世紀に入ると、金属製フレームのベッドがブームになり、大量生産されるようになります。そして今世紀、1920年にはスタンダードなスプリングマットレスが発明されるのです。

ベッドの選び方

寝心地を大きく左右するのが、マットレスの硬さです。硬すぎると寝心地がよくないですが、柔らかすぎても睡眠中に腰が沈み、腰痛の原因になることがあります。頭と背中、腰の3箇所をほど良く支持する硬さ、ベッドの上に横になってみて、 腰の下に手の平が入る程度がその人に合った適度な硬さといわれています。

また、一般的に寝心地がいいといわれるのが、ポケットコイルマットレスです。コイルを1本ずつ布製のポケットにくるんだ構造になっていて、コイルがずれないために体をしっかりと支持してくれます。

高級ホテルで採用しているダブルクッションベッドは、マットレスの下にスプリングが入ったボトムがあり、ボトムとマットレスの二重のスプリングの力で、体を包み込むような寝心地を実現しています。ボトムによってマットレスに加わる重量を分散できるので、マットレスの寿命を長くする効果もあります。

ベッドを長持ちさせるこつ

体のなかで一番重いのは腰です。腰が当たる場所と他の場所では、スプリングやスポンジの疲労度に違いがでてきます。これを平均化するために、3ヶ月に1度程度、マットレスの天地、裏表を順に変えてみてください。はじめに腰が当る部分の裏側が頭の下に来るように、次にそのまま裏返す。これを繰り返します。

ベッドのフレームも、長く使用していると『ギシギシ』と音がしはじめます。これはボルトが弛んでしまったために起こる音です。マットレスを定期的に入れ替える際に、同時にボルトも締め直しましょう。

ページトップへ


同一カテゴリー内ナビゲーション
展示場情報
  • 埼玉
  • 東京
  • 神奈川
  • 千葉
  • 茨城
  • 静岡
  • 愛知
  • 兵庫
  • 大阪
  • 広島

資料請求・お問合せはこちらから