Vol.12 我が家をリゾートにする方法 ~第2回~

天然素材の入浴剤を楽しむ
最近、女性を中心に入浴剤がブームになっています。それも市販のものに飽き足らず、天然の素材を利用してちょっとリッチなバスタイムを楽しむ人が増えているとか。まず試してほしいのが天然塩です。粗塩や自然塩を一つまみ、10~15グラムほどお湯に加えるだけで、体が温まり、湯冷めのしにくいお湯になるのです。料理に使う重曹は、お湯に加えるだけで炭酸泉になるわけで驚くほどよく温まり、肌もすっきりリフレッシュします。塩も重曹も無臭なのがメリットですが、好みによってはかんきつ類の皮を加えてもいいでしょう。重曹は洗濯石けんとの相性もよく、残り湯を洗濯に使う場合には最適です。
その他ではお茶。入浴剤としても販売していますが、ディスカウントショップなどで購入した普通のティーバッグでかまいません。香りを楽しむだけでなく、緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があり、体も芯から温まるなどメリットがいっぱいです。また、安価なワインを入れたり、庭で育てた各種のハーブ、バラなどを浮かべるのも楽しいものです。変わったところではコーヒー風呂、紅茶風呂などもおすすめ。予算をかけずに自宅でリゾート気分を楽しむには、まずこんなところから始めてみるのもいいのではないでしょうか。
浴室に置く観葉植物は何が最適?!
浴室に植物を置くのも効果的なリゾート気分の演出法です。開口部の大きな浴室なら別ですが、一般的な浴室には、日陰の環境に強いアジアンタムやポトス、ドラセナ、カンノンチク、アスプレニウム、シェフレラ、ゴムノキ、ヤシなどの観葉植物が向いています。日陰に強い植物でも、ずっと浴室に置いておくと成長しませんし、通気性の悪さや温度差の大きさで弱ってしまう場合があります。1年中浴室に置いておける植物はありません。基本的には春から秋にかけての過ごしやすい季節限定です。
また、時々ローテーションして、条件のいい場所に入れ替えてあげるのも大事な管理上のポイントです。その場合にも暗い浴室から急に直射日光のあたる場所へは移動しないこと。葉焼けを起こすことがありますので要注意です。最近では、日当たりの悪い浴室でも観葉植物を育てられる白色LEDの照明器具や、太陽光や蛍光灯の紫外線を受けて、細菌を死滅させ、臭いを分解する光触媒機能を備えた人工植物もあります。
浴槽は自然素材にこだわりたい
浴槽を自然素材のものにすると、リゾート気分は大いに高まります。木や自然石の浴槽はお湯自体が柔らかくなり、長く入っていても疲れませんし、肌の敏感な人にも向いています。予算がなければユニットバスの床や背中の当たる面に檜などのスノコを敷き、浴槽の縁に木の枠を回すだけでも、簡単に木製浴槽に近い効果が得られます。また、壁に防水セメントで備長炭を埋め込むと、マイナスイオン効果とともに、視覚的にも本格日本旅館の趣向を凝らした湯殿のムードを楽しめます。
ジェットバスやミストサウナは後付けも可能
スパリゾートのように、ジェットバスや多機能シャワー、ミストサウナなどを浴室に設置するのも素敵です。しつこい筋肉のコリや痛み、神経痛などを和らげ、心身ともにリフレッシュする効果があります。ジェットバスは後から浴槽に取り付けるタイプの商品もあり、ほとんどの浴槽に取り付け可能とか。ミストサウナには据え置きタイプもあります。こちらは浴室にただ置くだけで手軽にリゾート気分を楽しめます。
ベランダに面した露天風呂風浴室
もっともリゾート気分を味わえるお風呂といえば、露天風呂ではないでしょうか。浴槽に面して大きなペアガラスの窓やドアを設ければ、開放感いっぱいのバスタイムが楽しめます。とはいえ隣家が接近していたり、道路に面していると、どうしても視線が気になってしまうもの。1階よりは2階に浴室を設けるほうがより開放的な気分を味わえそう。お奨めは2階の木製ベランダに面して浴室を設け、ペアガラスのドアから出入りできるようにしたプラン。ベランダの周辺を木のフェンスやヨシズで囲ってしまえば外の視線はまったく気になりません。1階にある浴室をリフォームするなら、ペアガラスの大窓やドアの外にフェンスで囲った坪庭、バスコートを設けてみてはいかがでしょうか。






